舞台でよく耳にする「マチネ・ソワレ」 料金に差はあるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月25日放送分のテーマは「マチネ・ソワレ・ゲネプロ」です。
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※画像はイメージです
演劇やバレエ、オペラの公演の際、よく耳にする言葉に「マチネ」と「ソワレ」があります。マチネはフランス語で「朝、午前中」という意味で、演劇の世界では昼公演を「マチネ」と呼んでいます。
それに対してソワレは「夕方、日が暮れたあとの時間、夜」という意味で、そこから夜公演のことを「ソワレ」と呼んでいます。
この2つの公演ですが、「マチネ」の場合、特に平日だとお客さんが来るのがなかなか難しいこともあり、料金が「ソワレ」よりも安く設定されている場合があります。
また、「ゲネプロ」はドイツ語で「通し稽古」を意味する「ゲネラルプローベ」の略であり、さらに略して「ゲネ」と呼ばれることもあります。いわゆる最終リハーサルのため、出演者は本番と同じ衣装やメイクを行い、照明・音響などもすべて本番どおりに進行していきます。
普段の稽古やリハーサルの場合、中断して進行やセリフなどを確認したりしますが、ゲネプロは基本的にノンストップ。途中で間違いやNGがあったとしても、余程のことがない限りは最後まで中断せずに進めることがほとんどです。