日本で2番目に古墳が多いのは千葉県?
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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、長柄町より「長柄横穴群」に関する話題だ。
古墳は、3世紀半ばから7世紀代にかけて日本で築造された墓です。日本の古墳所在件数が最も多いのは兵庫県ですが、次に多いのが千葉県なんですね。日本の古墳には、基本的な形の円墳、方墳、八角墳、前方後円墳など種類がありますが、埋葬施設の一種である横穴墳があります。
今回は、長柄町の古墳のご紹介です。
「横穴墓」は、古墳時代の終わりごろに造られた死者を埋葬するお墓。千葉県内には、およそ4,500基存在するそうです。
房総半島の中央部・長柄町にも300基以上あることが確認されていて、なかでも36基もの「横穴墓」が密集している『長柄横穴群』は国の史跡に指定されています。
この『長柄横穴群』の多くは、この地域に特有の「高壇式」と呼ばれる形態のもので、棺を安置する「玄室」と入り口との間に高い段差をもつ構造になっています。この様な大型で迫力のある横穴墓は、この地域に限って存在する非常に珍しい形だそうです。
『長柄横穴群』の傍にある「史跡 長柄横穴群 資料館」では、実物大の横穴墓が再現され、レプリカで描かれた線刻画を見ることができます。
お問合せは、長柄町教育委員会・生涯学習課 0475-35-3242 まで。ゴールデンウィーク中に是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
合わせてホームページもご覧ください。
史跡長柄横穴群
所在地:千葉県 長生郡長柄町 徳増小榎本地先
定休日:月曜日
電話:0475-35-3242(長柄町教育委員会・生涯学習課)
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