【ライター望月の駅弁膝栗毛】
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E233系電車・各駅停車、横浜線・古淵~町田間
東海道本線(京浜東北線)の東神奈川と、中央本線の八王子を結ぶ「横浜線」。
東海道新幹線・横浜市営地下鉄ブルーラインと接続する新横浜の1つ隣・小机駅は、横浜国際総合競技場の最寄り駅として、各種イベント時には多くの方が利用します。
現在開催中の「ラグビーワールドカップ2019」の会場にもなっており、11月2日開催予定の決勝戦まで、様々な熱戦が繰り広げられます。
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メガシウマイ弁当
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メガシウマイ弁当
このラグビーにいま、“大きな”助っ人駅弁が登場しています。
横浜駅弁「崎陽軒」の「メガシウマイ弁当」(1250円)です。
“横浜とラグビーの未来をみんなで応援しよう!”というコンセプトの下、横浜市・横浜ウォーカー・崎陽軒ががっちりスクラムを組んで、9月20日~11月2日までの期間限定販売。
特別な掛け紙には、しっかりと“応援メッセージ”が刷り込まれています。
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メガシウマイ弁当
【おしながき】
・俵型ご飯(小梅、黒胡麻)
・昔ながらのシウマイ8個
・鮪の漬け焼(約1.5倍の大きさ)
・かまぼこ
・鶏唐揚げ2個
・厚焼き玉子(約2倍)
・筍煮(約1.5倍)
・あんず
・切り昆布&千切り生姜(約2倍)
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メガシウマイ弁当
「メガシウマイ弁当」は2年前、平成29(2017)年に限定販売され、大きな反響を呼びました。
今回は再販売を望む声に応え、ラグビーが注目を集めるこの時期に改めて発売。
弁当の構成は通常の「シウマイ弁当」と同じですが、俵型ご飯が1.5倍の俵12個に、昔ながらのシウマイも5個から8個に増量されるなど、大きくボリュームアップされています。
昔ながらのシウマイや筍煮が、だんだんとラグビーの“モール”みたいに見えてくるかも!?
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E233系電車・試運転列車、東海道本線(品鶴線)・新川崎~武蔵小杉間
ラグビーのワールドカップが始まってから、首都圏近郊では、試合の観戦目的で来日したと思しき、海外の方の姿が目立つようになり、いままでの訪日観光客の方とは、一風変わった雰囲気が感じられるようになっています。
ちなみに横浜周辺では、埼京線のE233系電車が、試運転の真っ最中。
食欲の秋、いままでと少し変わった風景を楽しみながら、お腹いっぱい駅弁を味わってみてはいかがでしょうか。
連載情報
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ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/