小淵沢駅「ワインのめし」(1500円)~春だ! 山梨ワインに合う! 新作駅弁登場!!

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桜の季節、咲き誇る花が見られると、ウキウキしてきますね! ただ、どんちゃん騒ぎの花見は、しばらくの間、ご法度。せめて、「オンライン花見」を楽しんでいただこうということで、今回は、中央本線随一の桜の名所とともに、山梨の新作駅弁をご紹介いたしましょう!

E353系電車・特急「あずさ」、中央本線・塩山~勝沼ぶどう郷間

甲府盆地に待望の春がやって来ました。中央本線・勝沼ぶどう郷駅周辺の桜も、ちょうど見ごろ。桜に続いて、桃の花が見ごろを迎え、桃源郷のような景色を楽しめます。いまは、特急「あずさ」の車窓が、1年で最も華やかになる時期。ぶどう畑も、夏から秋の収穫に向けて、今季の準備作業が進んでいるようです。

EH200形電気機関車牽引・貨物列車、中央本線・勝沼ぶどう郷駅

勝沼ぶどう郷駅周辺には、昭和52(1977)年から、甲府盆地の玄関口にふさわしいように、地元の皆さんによって約1000本の桜の木が植えられ、「甚六桜」と呼ばれています。かつてのスイッチバック式ホーム跡は、桜と一緒にトレインビューが楽しめるスポット。長年、甲信地区に石油などを運ぶ貨物列車の先頭に立ってきたEF64形電気機関車も保存されており、ちょっとした鉄道公園のような雰囲気もあります。

舞鶴城公園(勧業試験場跡)

古くからぶどうがつくられてきたことが伝わる勝沼(現・甲州市)ですが、明治時代に入ると、甲府市内で国産ワインがつくられるようになりました。甲府駅の近くにある舞鶴城公園の一角には、当時あった勧業試験場の跡を示すプレートが埋め込まれていて、この地で国産ワイン量産化の第一歩が記されたことが分かります。山梨の花見気分を楽しむなら、お酒はやっぱりワインかも知れませんね。

ワインのめし

そんなワインによく合う新作駅弁「ワインのめし」(1500円)が、小淵沢駅弁の「丸政」とJR東日本八王子支社とのコラボレーションで誕生、3月27日から販売されています。駅弁名は、「ワインのご飯」と甲州弁の「ワイン飲めし(飲んでいきなさい)」をかけたそう。ほのぼのとした掛け紙は、地元のフリーマガジン編集者の方と絵本作家の方の共作。今年(2021年)で生誕500年を迎える武田信玄公も、しっかり列車の乗客となっていますね。

(参考)JR東日本八王子支社ニュースリリース・2021年3月19日分

ワインのめし

【おしながき】
・甲州フジザクラポークのかつサンド
・チーズケーキレーズンパン
・牛肉炭火焼き白ワイン仕立て
・甲州ほうとうグラタン
・甲斐サーモンのマリネ
・甲州地鶏テリヤキチキン
・甲州鶏もつ煮
・ワインきのこと小エビのアヒージョ
・ドライフルーツと月の小石チョコレート

ワインのめし

令和元(2019)年から“ワイン県やまなし”と銘打ち、その魅力を発信している山梨県。丸政では「ワインに合う駅弁」を基本コンセプトに、山梨エリアをよく知るJRの社員の方にアンケートを取りながら、酒好きにはたまらない“おつまみ駅弁”をつくり上げたと言います。ほうとうのグラタンやマリネ、アヒージョなど、洋風のメニューがとても面白い存在。小淵沢・甲府駅の売店「MASAICHI」はもちろん、東京駅・新宿駅での販売もあります。

E353系電車・特急「かいじ」、中央本線・酒折~石和温泉間

ぶどう畑のなかを、東京・新宿を目指して駆ける中央本線の特急列車。甲府駅の改札口前には、4月7日(水曜日)、“ワイン県やまなし”のお出迎え施設として、新たに「カフェ&ワインバー 葡萄酒一番館」がオープンします。「あずさ」をはじめ、各方面へ向かう特急列車の待ち合わせ時間に、軽くワインを楽しんで、鉄道旅の思い出をより深いものにしてみてはいかがでしょうか。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/


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