栗の「イガ」って一体何なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月27日放送分のテーマは「栗」です。
栗はブナ科の木です。雌花と雄花があり、受粉した雌花が実をつけます。もともと雌花にはトゲがあって、これが実をつけたときにイガになるそうです。イガは、他の果物で言う「皮」にあたります。
また栗について、外側の固い皮のことを「鬼皮」と言います。栗の場合、「鬼皮」が他の果物の果肉にあたります。鬼皮をむいて出て来る、薄い皮がついたものは種です。
つまり、私たちが実だと思って食べている部分は、実は「種」なのです。ちなみに、種についている薄い皮のことを「渋皮」と言います。
栗にイガがある理由は諸説ありますが、「虫から守るため」という説が有力とされています。
栗をゆでたとき、まれに小さな虫がなかから出て来ることがあります。これは「クリシギゾウムシ」というゾウムシの仲間の幼虫です。もしもイガがなかった場合は、もっと多くの虫から狙われていた……と考えられているそうです。
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