柿はヨーロッパでも「Kaki」と呼ばれている?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月25日放送分のテーマは「柿の基礎知識」です。
柿の原産地には諸説あり、ハッキリしたことはわかっていないそうです。しかし、現在の日本で栽培されている柿のもとになったものは、中国から伝わったと考えられています。
2020年、柿の収穫量がもっとも多かったのは和歌山県で、全体の約21%でした。次に多いのは奈良県で、約14%。そのあとは福岡県が約8%、岐阜県が約6%、愛知県が約6%……と続いています。この5県で全国の約6割を占めているそうです。
世界では中国がダントツで、2019年のデータでは全体の75.1%……つまり4分の3以上のシェアを占めています。続く韓国は7.4%。その次が日本で4.9%です。
柿の学名は「Diospyros kaki(ディオスピロス・カキ)」と言いますが、「ディオスピロス」とはギリシャ語で“神様の食べ物”という意味です。そのため、ヨーロッパなどでも「Kaki」という名前で呼ばれていることがあるそうです。
英語で柿は「Persimmon(パーシモン)」ですが、これは「アメリカガキ」という品種で、日本の柿とは違うそうです。
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