浪江町の「おいしい地酒」がネット購入できる「道の駅なみえ」

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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(3月11日放送)に鈴木酒造店5代目蔵元の鈴木大介が出演。今後の目標について語った。

震災から10年の時を経て、ようやく地元での酒造りを再開  ~一般社団法人東の食の会(2021年3月21日)プレスリリースより

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。3月7日(月)~3月11日(金)のゲストは鈴木酒造店5代目蔵元の鈴木大介。5日目は、今後の目標について---

黒木)3月11日は東日本大震災が発生した日です。鈴木さんは2021年の3月に地元である浪江町での酒づくりを再開され、新たなスタートを切られています。この11年間は鈴木さんにとってどんな歳月でしたか?

鈴木)山形の長井市に行って慰められましたし、浪江で酒づくりを再開するときの材料をいただきました。長井市の事業で市内の生ごみを集めて、肥料をつくるという事業なのですが、長井市はその肥料づくりを国内で最初に始めた自治体なのです。

黒木)そうなのですね。

鈴木)それを見て、同じようなことを酒づくりの現場でできないのかなと考えたのです。酒づくりの副産物として米ぬかと酒粕が出るのですが、最初は肥料をつくろうと思ったのですが、それはうまくいきませんでした。

黒木)肥料としては。

鈴木)その後に抑草剤をつくりました。米を栽培するときにそれを蒔けば、雑草が生えてこないので、除草剤かを使わなくて済むようになりました。

道の駅の中にある酒蔵

黒木)これからの目標をお聞かせください。

鈴木)うまく自分たちの情報を出して、ものづくりの現場を面白くして行きたいと思います。

黒木)現場を面白くしたい?

鈴木)現場に携わる人たちには、スター的な存在の人が周りにたくさんいるのです。そういう方たちの紹介をして、「どんな気持ちでつくっているのか」というような情報をお伝えしながら、山形と福島のそれぞれの産品を発信して行きたいと考えています。

黒木)どんなスターがいらっしゃるのですか?

鈴木)活け締めの技術が素晴らしい漁師さんがいるのです。漁業組合の全国の組織のなかでも、トップクラスの技術を持っている人です。漁師さんたちも請戸のブランドを再構築したいと強く思っていますので、「楽しく日本一を目指そう」と言っています。

黒木)請戸のスターたちがたくさんいらっしゃる。請戸と山形の2つのものづくりのものを、そしてその人たちをこれからどんどんと発信されて行く。楽しく前に進んで行けますね。

鈴木)浪江町は焼き物の町でもあります。器がなければ、地元の一次産品や郷土料理も食べられないですし、お酒も飲めません。長井市も同様に器がございますので、そういうところも発信できればと思っています。

黒木)それはどこで買えるのですか?

鈴木)「大堀相馬焼」というものですが、ネットで販売しています。

黒木)お酒もネットで買える。

鈴木)「道の駅なみえ」でご購入することができます。

黒木)ぜひこの「磐城壽」「ただいま」、山形の「一生幸福」、「甦る」も。

鈴木)すべて置いてあります。

黒木)「道の駅なみえ」で検索すれば、すべての日本酒が。

鈴木)山形と福島で製造しているお酒は買うことができます。

鈴木大介(すずき・だいすけ) / 鈴木酒造店代表取締役

■山形県長井市にある「鈴木酒造店」の5代目蔵元。
■もともと鈴木酒造店は、福島県浪江町の沿岸部にある請戸地区で江戸末期から酒造りをしてきた酒蔵。代表銘柄の「磐城壽(いわきことぶき)」は、“日本一海に近い酒蔵” として請戸の漁師をはじめ、地域の人々の暮らしに欠かせない祝い酒として親しまれてきた。
■しかし2011年の東日本大震災の津波ですべてを流失。また、福島第1原発の事故により、浪江町から避難を余儀なくされる。
■その後、鈴木さんは「浪江の酒を復活させて欲しい」と言う周囲の声を受け、2011年12月から、山形県長井市の老舗酒蔵を引き継ぐ形で酒造りを再開。素直に水のよさと米のよさを表現しながら、日本酒が持つ可能性を追求している。
■浪江町にある「道の駅なみえ」の敷地内には鈴木酒造店の酒蔵が設置されていて、2021年から再び浪江での酒造りを実施。製造工程を見学することができ、お酒の販売はもちろん、利き酒も楽しめる。

番組情報

ENEOSプレゼンツ あさナビ

毎週月曜〜金曜 6:43 - 6:49

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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