「段ボール箱の色」によって「感じる重さが違う」って本当?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月8日放送分のテーマは「色と重さの関係」です。
色によって温度や距離、大きさの違いを感じることがありますが、重さにも同じことが言えるそうです。例えば、重さがまったく同じでも、白と黒では重さの印象が大きく違ってきます。
白の重さを「1」とすると、黒の重さは「1.87」……つまり、まったく同じ重さでも、黒の方が白よりも「約2倍重い」と感じるそうです。
「段ボール箱の色」としてイメージしやすいのは「薄い茶色」ですが、引っ越し業者が使う段ボール箱に「白」が多いのはなぜでしょうか?
その理由として、同じ重さでも「白い段ボール箱」の方が軽く感じるからだそうです。薄茶色の段ボール箱は、白の段ボール箱と比べて1.2倍~1.3倍ほど重く感じるのだとか。
引っ越し業者の場合、1日にたくさんの段ボール箱を運びます。作業する方の精神的な負担を少しでも減らす意味で、白の段ボール箱が使われているそうです。
逆に「金庫」の場合、黒や暗い色が多く使われます。見た目的に「重くて簡単に持ち去ることができない」という印象を与えるため、防犯の意味でこの色にしているのだそうです。
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