パンダの“しっぽ”は「白」?「黒」? どっちだっけ?
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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(2月2日放送)にパンダライター・イラストレーターの二木繁美が出演。パンダの魅力について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。1月30日(月)~2月3日(金)のゲストはパンダライター・イラストレーターの二木繁美。4日目は、パンダの俊敏な動きや習性について---
黒木)パンダの意外な一面があれば教えてください。
二木)意外と動きが俊敏です。
黒木)あんなに大きいのに。
二木)美味しいものを見つけたときなど、ドテドテ走ります。食事の竹が気に入らないときに抗議として「でんぐり返し」をすることもあります
黒木)抗議をするのに。
二木)抗議をしているのか、気持ちを逸らそうとしているのかわかりませんが。
黒木)木登りも上手なのですよね。
二木)上野のシャンシャンもそうですが、「ササッ」とあっという間に上に登っていきますね。
黒木)降りるのはどうするのですか?
二木)降りるのは下手なのですよ。本場の中国では、「登るのに2分、降りるのに2時間」と言われているくらい下手なのです。降りることができなくなって、飼育員さんに梯子で救出されたパンダもいます。
黒木)降りられないのに。でも、習慣的に登りたくなのですね。
二木)お母さんが食事をしている間に、子どもを敵から隠すために、木の上に登ることがあるのです。
黒木)なるほど。
二木)子パンダがたくさんなっている「パンダのなる木」を中国の施設で見ることがあります。それはもう素敵な風景です。
黒木)さあ、ここでパンダに関する問題です。「パンダの尻尾は黒でしょうか? 白でしょうか?」
二木)よく聞かれます。
黒木)正解は。
二木)「白」です。
黒木)白なのですね。
二木)白です。未だにグッズで黒いものかありますが。
黒木)本当に? 間違い?
二木)間違いですね。
黒木)尻尾は白なのですね。パンダは耳と目と手足が黒ですね。
二木)そうです。
黒木)尻尾は白だそうです。パンダの魅力として「ここは見て欲しい」というところはどこですか?
二木)のんびりした動きですかね。
黒木)俊敏なのに。
二木)通常はのんびりしています。現場で見ると、ご飯を食べているときも、顔の筋肉を使って食べているので、耳がピクピク動いているのです。そういうところをじっと見ていると「かわいいな」と思います。
黒木)竹を食べるから顎の筋肉とかも強い。
二木)まん丸な顔なのですが、それも筋肉が発達して、あのように丸くて大きい顔になっているのです。
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二木繁美(にき・しげみ)/ パンダライター・イラストレーター
■愛媛県出身。日本(にほん)パンダ保護協会会員。
■グラフィックデザイナーを経て、ライター・イラストレーターとして独立。
■トラベル系の取材記事や企業オウンドメディアのコンテンツ作成、インタビューを執筆。
■国内にいるパンダの全頭を撮影してまわる、筋金入りのパンダ愛好家。
■和歌山アドベンチャーワールドのパンダ「明浜(めいひん)」と「優浜(ゆうひん)」の名付け親でもあり、パンダイラストを描き・グッズも作成。
■講談社WEBメディア「現代ビジネス」で、パンダのタンタンの日常を伝える『水曜日のお嬢様』を連載中。そのほか・パンダコラムを数々執筆。
■2022年12月には初の著書『このパンダ、だぁ~れだ?』(講談社ビーシー)を出版。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳