熱海駅「静岡いいところ弁当」(1,080円)~桜も駅弁も一期一会!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

185系電車・特急「踊り子」、東海道本線・早川~根府川間

桜の花びらが舞うなか、伊豆を目指して走り抜けて行く185系電車の特急「踊り子」号。
東海道本線随一の絶景区間・小田原~熱海間では、この時期、みかん山の合間にある集落の桜が花を咲かせて、より一層、彩り豊かな景色が広がります。
グリーンストライプの185系電車と桜の組み合わせも、果たしていつまで見られるのか?
鉄道旅は、“いましかないものを味わう”のが、楽しみ方の1つです。

静岡いいところ弁当

じつはちょうど1年前にも、同じ場所で「踊り子」号と桜の花を記録していました。
去年より桜の花が多く残っているのは、今年は花寒の日が長かったからなのかも。
その1年前に、ご紹介していた駅弁が「静岡いいところ弁当」(1,080円)でした。
今年も4月からの「静岡デスティネーションキャンペーン」に合わせ、改めて登場。
主に小田原・熱海で駅弁を販売している「東華軒」が製造しています。

静岡いいところ弁当

【おしながき】
・鰻まぶしご飯
・静岡県産大地のハーブ鶏塩焼き 柚子こしょう添え
・姫竹とかつお煮
・ちくわ梅肉揚げ
・ひじき煮・桜海老
・三島コロッケ
・わさび漬
・三島野菜漬物(桜かつお大根)

静岡いいところ弁当

去年と同じ、富士市の「大淵笹場」からの茶畑と富士山という掛け紙でしたので、中味も同じかと思いきや、おかずが大きくリニューアルされていました。
柚子胡椒風味で箸がよく進む鶏肉の塩焼きは、静岡のローカルテレビ局で長年、夕方の天気予報を提供している有名畜産会社のブランド鶏肉を使用。
桜海老や三島コロッケも加わって、よりディープに静岡の味が楽しめるようになりました。
一見、いままでと同じ駅弁に見えても、じつは変わっていることがよくある…。
これもまた、私が駅弁の食べ歩きを続ける理由なのかもしれません。

N700A新幹線電車「こだま」、東海道新幹線・熱海~小田原間

「静岡いいところ弁当」をはじめ東華軒の駅弁は、首都圏主要駅のほか、熱海・小田原の新幹線改札内にある売店でも販売されています。
特に東京駅などではショーケースに陳列され、静岡DCをPRしています。
駅弁選びもまた、春の花と同じように一期一会。
“いましかないものを味わう”のが、楽しみ方の1つです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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