静岡駅「富士の味覚」(1200円)~地元の皆さんと一緒に作った“静岡らしい”駅弁!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

静岡駅「富士の味覚」(1200円)~地元の皆さんと一緒に作った“静岡らしい”駅弁!

373系電車・特急「ふじかわ」、東海道本線・富士川~新蒲原間

静岡~甲府間を東海道本線・身延線経由で結ぶ特急「ふじかわ」。
静岡を出ると、清水、富士の順に停車し、進行方向を変えて身延線に入ります。
身延線内は富士宮、内船、身延、下部温泉、甲斐岩間、鰍沢口、市川大門、東花輪、南甲府、甲府の順にこまめに停まっていきます。
富士川(ふじかわ)沿いを2時間あまりかけて走るのどかな旅です。

 

静岡駅「富士の味覚」(1200円)~地元の皆さんと一緒に作った“静岡らしい”駅弁!

富士の味覚

静岡と山梨にまたがる富士山と富士川。
特急「ふじかわ」に乗るときは、車内販売がありませんので、駅弁購入が必須です。
静岡駅から旅のお供になってくれそうな駅弁といえば、数多くある静岡駅弁の中にあって、富士山型の容器が印象的な「富士の味覚」(1200円)かもしれません。
明治以来の歴史を誇る「東海軒」が製造・販売しています。

(東海軒)
https://www.tokaiken.jp/

 

静岡駅「富士の味覚」(1200円)~地元の皆さんと一緒に作った“静岡らしい”駅弁!

富士の味覚

【おしながき】
茶飯 桜海老のせ
豆腐ハンバーグ
レンコンのはさみ揚げ
黒はんぺんのてんぷら
じゃこ入り玉子焼
煮物(南瓜、筍、椎茸、人参、昆布巻)
茄子味噌炒め
抹茶羊羹

 

静岡駅「富士の味覚」(1200円)~地元の皆さんと一緒に作った“静岡らしい”駅弁!

富士の味覚

平成20(2008)年、富士山静岡空港の開港に合わせ、東海軒が「リビング静岡」の市民グループの皆さんと開発、静岡をアピールする弁当「不二の味覚」として誕生しました。
“二つとない”静岡の弁当で“不二”と銘打っていましたが、現在は富士山型の折と共に「富士の味覚」という、分かりやすいネーミングになっています。
茶どころらしく“緑”の茶飯で、名産の桜えびがいっぱい載っているのが嬉しいもの。
黒はんぺんの天ぷら、じゃこの入った玉子焼きにも、静岡の海の幸が感じられますね!

(リビング静岡)
http://www.s-liv.com/

 

静岡駅「富士の味覚」(1200円)~地元の皆さんと一緒に作った“静岡らしい”駅弁!

N700系新幹線電車、東海道新幹線・静岡~掛川間

現在、「静岡デスティネーションキャンペーン」が始まっている静岡エリア。
新幹線と在来線を組み合わせて巡るのに便利なのが、「ふじのくに家康公きっぷ」です。
EX-IC、スマートEXで東海道新幹線を使って静岡県内に入ると購入できる2日間有効のフリーきっぷ(1500円)で、今季からは平日利用も可能になっています。
スマホや交通系ICカードでサクッと新幹線に乗って、お得に鉄道旅を楽しんでみては?

(静岡デスティネーションキャンペーン)
https://hellonavi.jp/dc/
(ふじのくに家康公きっぷ)
https://expy.jp/lp/fujinokuni/

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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