仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

By -  公開:  更新:

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

E5系新幹線電車「やまびこ」、東北新幹線・白石蔵王~仙台間

西日を受けて終着・仙台を目指す、E5系新幹線電車の東北新幹線「やまびこ」。
昭和57(1982)年の東北新幹線誕生から、平成9(1997)年まで使われていた各駅停車タイプの列車愛称「あおば」の系譜を継ぐ、200号台の「やまびこ」です。
東京~仙台間の移動では、所要時間が短い「はやぶさ・こまち」が混雑しやすいものですが、この“仙台やまびこ”は比較的空いており、割引率の高いきっぷも多めに設定されています。

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

SENDAI光のページェント(2012年撮影)

仙台で先週末12/6(金)~12/31(火)までの予定で開催されているのが、昭和61(1986)年に始まり、今回で34回目を迎えた冬の風物詩、「SENDAI光のページェント」です。
メインストリート・定禅寺通のケヤキ並木が、イルミネーションで輝きます。
毎日午後6時・7時・8時には、約1分間灯りを消した後、再び一斉に点灯する「スターライト・ウインク」も行われているそうです。

(参考)公式サイト、宮城県観光連盟ホームページ

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

仙臺七夕いなり

仙台は、夏は七夕、冬は光のページェントで、“きらきら光る”まち。
加えて、牛たんや寿司をはじめ、食文化も華やかなまちです。
数々の仙台名物を満喫した後、東京までの1時間半~2時間、小腹を満たしながら移動したいときに重宝なのが、今年(2019年)7月に登場した新作駅弁「仙臺七夕いなり」(680円)です。
仙台駅弁「こばやし」が製造しています。

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

仙臺七夕いなり

【おしながき】
・牛たんいなり(牛たん甘辛煮)
・ふかひれいくらいなり(気仙沼産ふかひれ、いくら醤油漬け)
・れんこんいなり(れんこん金平)
・わさびいなり(刻みわさび醤油漬け)
・梅かつおいなり(梅かつお味の皮)
・抹茶いなり(抹茶味の皮)
・いなり
・甘酢生姜
・仙台味噌あめ

※お米は「宮城県産環境保全米ひとめぼれ」使用

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

仙臺七夕いなり

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

仙臺七夕いなり

元々あった「仙臺いなり」をリニューアルして登場したこの駅弁。
七夕にちなんだ7つの味のひと口いなりが、天の川をイメージしたBOXに入っています。
仙台名物の牛たんに加え、気仙沼産の高級食材ふかひれといくらを使った、きらきら感ある「ふかひれいくらいなり」が登場するなど、より一層、バラエティに富んだ構成になりました。
デザートに、仙台駄菓子の「仙台味噌あめ」が付いているのも嬉しいですね。

仙台駅「仙臺七夕いなり」(680円)~夏も冬も“きらきら光る”仙台のまち

E721系電車・快速「仙台シティラビット」、東北本線・槻木~岩沼間

東北本線・福島~仙台間で1日3往復運行されているのが、快速「仙台シティラビット」。
通過駅は貝田・越河・東白石・北白川・館腰・太子堂の6駅で、所要時間は75分前後。
「青春18きっぷ」などを使った、普通・快速列車の乗り継ぎ旅では、重宝する列車ですね。
普通列車を乗り継ぐもよし、新幹線で時間を稼いで、現地で途中下車を繰り返すもよし。
冬も“きらきら光る”杜の都・仙台へ、さまざまなルートで旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

Page top