世界初の「機械式時計」、当時はどれくらい正確だったの?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月9日放送分のテーマは「時計の進化」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

13世紀~14世紀ごろ、世界で最初の「機械式時計」が誕生しました。おもりが下に落ちる力を利用して動く時計で、文字板や針がなく、鐘を鳴らすことで時を知らせていました。ところが、1日30分~1時間もズレていたそうです。

そんななか、イタリアの物理学者であるガリレオ・ガリレイが、「振り子は同じ長さであれば、大きく振れても小さく振れても1往復にかかる時間は変わらない」ということを発見しました。

この原理を使って、オランダの科学者であるクリスチャン・ホイヘンスが、17世紀に「振り子時計」を発明します。これによって時計の遅れは1日2~3分に改善されました。

続いて、ホイヘンスは“持ち運びできる時計”の開発に乗り出し、小型化が難しい振り子に代わって、ゼンマイの力を利用することを思いつきます。さらに時計の心臓部にあたる「テンプ」を発明し、ゼンマイと組み合わせることで、持ち歩きできる時計の開発に成功しました。

それでも機械式時計の場合、1日何秒かズレてしまうのと、ゼンマイを巻かなければ止まってしまうのが欠点でした。そこで誕生したのが「クオーツ時計」です。

クオーツとは「水晶」のことで、テンプとゼンマイの代わりに水晶と電池を使った時計です。1968年(昭和43年)、セイコーが世界で初めて商品化に成功しました。当時のクオーツ時計は1ヵ月に5秒しかズレず、電池で1年も動き続けたそうです。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

番組HP

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