長野駅「信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当」(1,000円)~ニッポンの「ふるさと」を走る列車!飯山線「おいこっと」

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

キハ110系 快速 おいこっと 飯山線 北飯山 飯山

キハ110系・快速「おいこっと」、飯山線・北飯山~飯山間

長野と新潟を、千曲川(信濃川)伝いに結ぶローカル線・飯山線。
途中の飯山駅では、北陸新幹線と接続しています。
そんな新幹線開業後、飯山線に誕生した列車「おいこっと」は、「東京(Tokyo)」を逆さ読みし、東京の真逆ともいえる長閑な田舎、つまり“ニッポンのふるさと”を想起させる観光列車です。
週末を中心に長野~十日町間、冬季は長野~戸狩野沢温泉間で運行されています。

車窓 千曲川

車窓の千曲川

「おいこっと」の車窓に広がるのは、日本一の大河「千曲川」。
飯山線の車窓には、日本の原風景ともいうべき景色が広がります。
それというのも、唱歌「故郷(ふるさと)」を作詞した高野辰之の出身地・旧豊田村(現・中野市)へは飯山線・替佐駅(かえさ・えき)が玄関口。
替佐駅のホームには、高野辰之ゆかりの懐かしい唱歌なども流れます。

信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当

信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当

飯山線の観光列車「おいこっと」の始発駅・長野駅に昨年(2017年)夏、登場した新作駅弁が、「信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当」(1,000円)です。
昨年、開催された「信州デスティネーションキャンペーン」に合わせて、長野駅弁を手掛ける「デリクックちくま」が投入しました。
「デリクックちくま」によりますと、早速、長野駅弁の中では売れ筋になっているといいます。

信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当

信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当

【おしながき】
・野沢菜飯(長野県産)
・信州産豚バラ肉
・味噌だれ(信州味噌使用)
・蕎麦米素揚げ
・獅子唐素揚げ
・ぜんまい煮
・姫竹煮
・厚焼き玉子
・すんき漬(長野県内加工)

信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当

信州山ごはん あぶり豚の蕎麦みそ弁当

味わいのポイントは、なんといっても「蕎麦米の素揚げ」。
見た目は炙焼きされた豚肉の上にナッツのようにパラパラっと載っていますが、口の中に入ると、蕎麦の味わいというのがちょっとユニークなんですよね。
蕎麦、味噌、野沢菜の“信州三大名物”ともいえる食材がギュッと詰まって、ボリュームある地元産の豚肉駅弁がいただくことが出来るのは嬉しいものです。

キハ110系 快速 おいこっと 飯山線 飯山駅

キハ110系・快速「おいこっと」、飯山線・飯山駅

「おいこっと」は2両編成で、内装は子供のころ、夏休みに遊びに行っていたおばあちゃんの家のような、懐かしさ、楽しさを感じさせる「古民家」風のものとなっています。
飲み物やグッズの車内販売があるのも嬉しいところ。(Suica利用可)
3月17日からは、長野~十日町間の運行が再開される予定です。
まだ春浅い北信州へ、のんびりと唱歌「故郷」の舞台を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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