千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

E231系電車・中央・総武線各駅停車、総武本線・千葉駅

首都圏のJRで「黄色い電車」といえば、中央線・総武線を直通する各駅停車。
中央線・三鷹から、新宿・御茶ノ水・秋葉原・錦糸町を直通して総武線・千葉まで、およそ1時間半をかけてこまめに各駅に停まる列車です。
この「黄色い電車」に増えているのが、山手線から移って来たE231系電車(500番台)。
うぐいす色の帯を黄色に巻き替え、10両編成で新たな活躍を始めています。

千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

209系電車・内房線普通列車+E231系電車・総武線各駅停車、総武本線・千葉駅

千葉駅のホームでは、E231系電車が内房線の209系電車と並びました。
この並び…何となく既視感がありませんか?
そう、元・京浜東北線の電車(左)と、元・山手線の電車(右)なんです。
東京都心の田町~田端間で並行して走っている、京浜東北線と山手線。
2000年代初頭、常に顔を合わせていた車両が、千葉駅で“再会”した格好ですね。

千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

県産豚カツサンド

首都圏を走る電車の「転属」は、職場の人事異動のようなイメージ。
乗車されている通勤の方同様、会社と家庭の板挟みのような哀愁があったりしますね。
会社にも家庭にも、電車の閉まるドアにも挟まれたくないものですが、パンで挟んだお肉なら大歓迎…ということで、今回は千葉駅弁の「県産豚カツサンド」(700円)をご紹介。
もちろん、「マンヨーケン」の製造です。

千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

県産豚カツサンド

千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

県産豚カツサンド

全国有数の豚肉の産地として名を連ねる千葉県。
この千葉県産の豚肉を使ってカラッと揚げられたカツに、18種類のハーブをブレンドしたいい香りの特製ハーブソースをたっぷり染み込ませたカツサンドです。
「トンかつ弁当」のカツとはひと味違った、しっかり厚切りのカツが3切。
フワッとしたパンと共にサクッといただけば、ソースと豚肉の心地よい味わいです。

千葉駅「県産豚カツサンド」(700円)~千葉駅で再会! E231系電車と209系電車

209系電車・中央・総武線各駅停車、総武本線・千葉駅

山手線から移って来たE231系電車(500番台)に追われ、中央・総武線各駅停車を去っているのは、幅を広げた車体が話題を呼んだ209系電車(500番台)。
武蔵野線や八高線などで新たな活躍を始めている車両もあるようです。
混雑する時間帯の「黄色い電車」では、少々駅弁は厳しいですが、普段、何気なく使っている通勤電車のなかにも、じつは変化があり、世代交代があるのです。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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