【ライター望月の駅弁膝栗毛】
![千葉駅「ひれかつしゅうまい弁当」(880円)~孤軍奮闘!「新宿さざなみ」号](https://news.1242.com/wp-content/uploads/2019/01/7a23371c6b050d5f3be169d4aa411dde-1.jpg)
E257系電車・特急「新宿さざなみ」、内房線・袖ヶ浦~巖根間
週末の朝、内房線を南へ下るのは、特急「新宿さざなみ」号。
内房線の特急「さざなみ」は、平日に東京~君津間で運行される通勤特急となりましたが、「新宿さざなみ」は健在で、土・休日を中心に新宿~館山間で2往復運行されています。
山手線の西側から南房総への快適な移動に重宝で「えきねっとトクだ値」の割引もあり。
厳しさが伝えられる内房線にあって、孤軍奮闘と言ってもいい特急列車なのです。
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ひれかつしゅうまい弁当
「新宿さざなみ」号のいいところは、千葉駅をはじめ、総武線沿線の駅から乗れること。
せっかく千葉駅から乗り込むなら、駅弁を買って乗り込みたいところです。
首都圏には駅弁と聞いて「焼売」を思い浮かべる方も少なくないと思いますが、じつは千葉駅にも「ひれかつしゅうまい弁当」(880円)という駅弁があります。
こちらも「マンヨーケン」が製造しています。
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ひれかつしゅうまい弁当
【おしながき】
・白飯(小梅、黒胡麻)
・ヒレカツ(千葉県産豚使用)
・ポークシューマイ(千葉県産豚使用)
・鮪照焼
・筍煮
・玉子焼
・胡麻昆布
・しば漬け
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ひれかつしゅうまい弁当
千葉県産の豚肉を使った、優しい味わいのヒレカツとしゅうまいがメイン。
鮪の照焼、玉子焼きも入っていて、幕の内風の駅弁となっています。
じつは鹿児島・宮崎に次ぐ全国3位という、豚肉の産地・千葉県。
養豚は北総エリアが中心ですが、内房でも市原市が産地の1つとして奮闘しています。
1,000万人都市・東京の都心から1時間とかからない駅で、地元産豚肉を使った駅弁が1,000円以下で食べられる…改めて千葉ってイイなぁと感じられますよね!
(参考)千葉県ホームページ
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E217系電車・快速列車、内房線・巖根~袖ヶ浦間
日中、内房線の主力として活躍するのが、君津発着で東京・横浜方面へ運行されている総武線・横須賀線直通の快速列車です。
現在のE217系電車は、君津寄り3両がボックスシートのある車両。
なかほどには、車内販売のある2階建てグリーン車も2両連結されています。
房総の太陽に春の兆しを感じて、のんびりゆったり鉄道旅はいかがでしょうか?
連載情報
![](https://news.1242.com/wp-content/themes/news1242_PC/img/prof_ekiben.jpg)
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/