新潟駅「きらきら弁当」(1,080円)~景色と音を楽しみたい! 485系電車「きらきらうえつ」の旅

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

485系電車・快速「きらきらうえつ」、羽越本線・越後寒川~今川間

新潟から白新線、羽越本線を経由して、山形・酒田を結ぶ快速列車「きらきらうえつ」。
平成13(2001)年から、週末を中心に485系電車を改造した車両で運行されています。
電化されている羽越本線ですが、新潟県内の村上~間島間で直流電化から交流電化に切り替わるため、どちらの区間も走ることができる国鉄からの485系電車が活躍中。
交直切替のデッドセクションでは、いまや希少となった「車内の消灯」も楽しめます。

きらきら弁当

快速「きらきらうえつ」の2号車には、車内販売を行う茶屋と買ったものを飲食できる区画「きらきらラウンジ」が設けられています。(およそ40分利用可)
2号車はモーターがありますので、昔の国鉄特急らしい重厚な走りがよみがえる車両。
そんな車内でいただきたいのが、「きらきら弁当」(1,080円)です。
新潟駅弁「三新軒」により、きらきらうえつ車内と新潟駅で販売されています。

きらきら弁当

【おしながき】
・自家製鯛めし いくら
・白飯(新潟県産コシヒカリ) 新潟産新潟和牛牛蒡煮
・自家製鮭の焼漬
・甘えびフライ
・佐渡産一夜干しイカ
・豚角煮
・自家製厚焼き玉子
・田舎巻き
・煮物(星形人参、木の葉南瓜、椎茸、ふき)
・星形蒲鉾
・庄内産赤カブ漬け

きらきら弁当

JRの乗務員さんと三新軒が、沿線の名物を中心に考案したという「きらきら弁当」。
ご飯は、いくらが載った鯛めしと牛肉煮が載った白飯の2種類の味が楽しめます。
三新軒名物の「鮭の焼漬」ハーフサイズ、意外な実力派・佐渡産一夜干しのイカ、豚の角煮など、食欲をそそる新潟・庄内エリアらしいおかずがいっぱい。
「きらきらうえつ」の旅を、さらに“キラキラ“にしてくれる駅弁といってもいいでしょう。

485系電車・快速「きらきらうえつ」、羽越本線・桑川駅

下りの「きらきらうえつ」は、景勝地・笹川流れの最寄り駅・桑川でおよそ7分停車します。
新潟~酒田間には、今年(2019年)10月からのデスティネーションキャンペーンに合わせ、ハイブリッド式気動車を使用した新たな観光列車「海里(かいり)」が運行される予定。
地元紙などでは、これに合わせる形で「きらきらうえつ」の引退も伝えられています。
国鉄特急電車らしい重厚な走り、デッドセクションでの車内消灯、そして「きらきら弁当」をいただきながら日本海の美しい景色を楽しめるのも、今のうちかも!?
見た目は大きく改造されていますので、特に485系が生み出す「音」をじっくり聞きながら、日本海縦貫線を走った「白鳥」などの特急列車に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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