豊橋駅「手筒花火」(1130円)~世代交代進む東海道新幹線
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【ライター望月の駅弁膝栗毛】
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N700A新幹線電車「のぞみ」、東海道新幹線・豊橋~三河安城間
大きな「A」のロゴが入ったN700A「のぞみ」号が、東海道新幹線を下って行きます。
目を凝らせば「G47」の文字が小さく見えますので、N700A新幹線電車も既に50編成近い大所帯になっている様子。
N700Aの列車に当たると、普通車シートのヘッドレストが少し大きめに作られているので、眠い目をこすって朝早い列車に乗ったときなどは、ちょっぴり嬉しいんですよね。
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700系新幹線電車「こだま」、東海道新幹線・豊橋~三河安城間
N700Aに追われているのは、今年(2019年)で営業運転開始から20年の700系新幹線電車。
定期列車は、すでに東京~名古屋間の「こだま」号2往復となっています。
近年は車内で仕事をすることが多いので、窓側席に電源のあるN700系の列車を選んで乗っていましたが、ここまで少なくなると、わざわざ700系の列車を選んで乗りたくなるもの。
来年(2020年)春の最高時速285㎞化に向けて、着々と世代交代が進む東海道新幹線です。
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手筒花火
東海道・山陽新幹線の電車は、愛知・豊川で作られている車両も多いので、豊橋の辺りは「新幹線電車のふるさと」の1つとも言えそうです。
そんな豊橋には、「壺屋弁当部」の「手筒花火」(1130円)という駅弁があります。
昭和63(1988)年ごろから展開された「新幹線グルメ」シリーズの1つとして誕生した駅弁で、三河周辺で神社に奉納される「手筒花火」を模した経木のわっぱが2段重となっています。
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手筒花火
【おしながき】
(一の重)
・海老の天ぷら
・焼き鮭
・つくね串
・ほたて煮
・ちくわ
・野菜の旨煮(ごぼう・椎茸・こんにゃく)
・枝豆
・はじかみ
・たくあん
・桜餅
(二の重)
・太巻き寿司
・あさりの佃煮巻き
・しば漬け巻き
・錦糸玉子と海老巻き
・カニかま巻き
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手筒花火
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手筒花火
何と言っても、花火をイメージさせる、華やかな太巻きと巻きずしが目を引きます。
しかも、太巻きを中心に同じ巻き寿司を対称に配置しているので、彩りが映えるもの。
壺屋弁当部は稲荷寿司が名物ですので、寿し駅弁は十八番!
加えて、一の重には特産のちくわも入って、“豊橋らしさ”も主張しています。
豊橋で仕事が上手くいったら、帰りの新幹線でドーンと駅弁の花火を打ち上げてみては?
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923形新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」、東海道新幹線・三河安城~豊橋間
700系顔の新幹線といえば、およそ10日おきに走るとも言われる「ドクターイエロー」。
最近は“見られたらラッキー”ということで、“幸せの黄色い新幹線”とも言われますね。
いつ走るか公式に発表されていない分、ドクターイエローとの出会いは一期一会。
ちなみに、駅弁との出会いも一期一会のようなもの。
行きにはあったのに帰りは売り切れていた…と悔やむ前に「取り置き」をお勧めします。
連載情報
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ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/