豊橋駅「三色稲荷寿し」(620円)~3つの味が楽しめる豊橋名物!
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【ライター望月の駅弁膝栗毛】
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923形新幹線電気軌道総合試験車(ドクターイエロー)、東海道新幹線・浜松~豊橋間
白と青の新幹線が数分おきに行き交う、日本の大動脈・東海道新幹線。
そのなかで黄色い新幹線(923形新幹線電気軌道総合試験車・ドクターイエロー)に遭遇すると、ちょっぴり幸せな気分になれるものです。
新幹線の安全を守るため、およそ10日に1度行われる電気設備や軌道設備の計測。
やはり、白・青・黄の三色がそろって初めて、東海道新幹線と言えるのかもしれません。
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三色稲荷寿し
東海道新幹線のほぼ中間地点に当たる豊橋駅。
じつは豊橋の名物駅弁でも、三色の味を楽しむことができます。
豊橋駅弁「壺屋弁当部」が製造・販売する、その名もズバリ「三色稲荷寿し」(620円)。
通常の「稲荷寿し」とほぼデザインが同じ、きつねと鳥居が描かれた掛け紙に、「三色」の文字が刷り込まれています。
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三色稲荷寿し
【おしながき】
・稲荷寿し
・ちりめん山椒入り稲荷寿し
・わさび菜入り稲荷寿し
・紅しょうが
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三色稲荷寿し
レギュラーの稲荷寿し3個に加え、ちりめん山椒入り稲荷寿しとわさび菜入り稲荷寿しが2個ずつ入った「三色稲荷寿し」。
甘い揚げの稲荷寿し、ちりめん山椒の塩っ気、わさび菜のピリ辛感が、程よいバランスで、紅しょうがでアクセントを付けながら、飽きることなくいただくことができます。
3つの味で座りがいい…、やっぱり駅弁は日本の文化なんですよね。
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N700A新幹線電車「のぞみ」、東海道新幹線・浜松~豊橋間
同じように見える最新鋭のN700系新幹線電車にも3つの種類があります。
N700のロゴの横に小さく「A」と書かれた、平成19(2007)年から活躍しているタイプ。
N700のロゴの横に大きく「A」と書かれた、平成25(2013)年に登場したタイプ。
そして目下、試運転中の「N700S」と呼ばれるタイプ。
一見、見た目は同じでも、中味はそれぞれ大きく進化している新幹線なのです。
連載情報
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ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/