あけの語りびと

フィルムカメラ専門の修理店「実際に壊れたカメラを見ながらお客さんと話をするのが、とても楽しい」

フィルムカメラ専門の修理店「実際に壊れたカメラを見ながらお客さんと話をするのが、とても楽しい」

卒業式の季節ですね。今ではスマホで撮影する人が増えましたが、私の頃は、フィルムを入れる機械式のカメラでした。撮ったフィルムは写真屋さんに持って行き、現像してアルバムに貼る。時間が経つと色が褪せてしまうこともありましたが、…

「いつか平和なウクライナで本場の料理を」日本で母国の“やさしい味”を届ける母娘

「いつか平和なウクライナで本場の料理を」日本で母国の“やさしい味”を届ける母娘

ウクライナがロシアから軍事侵略を受けて3年あまり。今も日本国内には、ウクライナから避難してきた方が多く暮らしていらっしゃいます。 なかには、日本で新たに生計を立てはじめた方も少なくありません。今回は、群馬・桐生で新たにウ…

みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。 ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農…

「自分を待っていてくれる人がいる……」根気強く1対1で向き合う、外国人の子どものための学習支援

「自分を待っていてくれる人がいる……」根気強く1対1で向き合う、外国人の子どものための学習支援

日本の少子高齢化に伴う人手不足を補うため、多くの企業が外国人労働者の受け入れを進めています。その中には、日本での生活に親しみを感じ、妻や子を呼び寄せるための在留資格を取って、日本に定住する外国人も増えています。 外国籍の…

豊田直之さん

苦難を乗り越え4年9カ月かかった“ゴミ拾い”「やらなければいけないことがたくさん見つかりました」

特急「踊り子」号に乗って、伊豆へ足を運ぶ途中、小田原駅を過ぎて車窓にパーッと相模湾が広がると、観光のお客さんが多い日には、車内の雰囲気が一気に華やいで、「見て見て、海!」という歓声が上がります。 この神奈川の「海」に沿っ…

浜田省吾ゆかりのバス停を守るために……「音楽は、世代を超えてつながっていくものだと思います」

浜田省吾ゆかりのバス停を守るために……「音楽は、世代を超えてつながっていくものだと思います」

年末年始、ふるさとへ帰ったら、学生時代に使っていた路線バスが無くなっていたり、小さなコミュニティバスに変わっていた……という方もいることでしょう。思い出のあるバス停が姿を変えてしまうと、ちょっと寂しい気持ちになるものです…

『いたばしの地域ボードゲーム会』を立ち上げたフリー編集者「自然と地域の人や歴史を学べるゲームを作っていきたいです」

『いたばしの地域ボードゲーム会』を立ち上げたフリー編集者「自然と地域の人や歴史を学べるゲームを作っていきたいです」

一週間後はクリスマス。そろそろサンタさんが子供達にどんなプレゼントを届けるか、そわそわする頃ですね。人気は、やっぱりゲームでしょうか? 板橋区でボードゲームを企画・制作するフリー編集者の方がいらっしゃいます。 それぞれの…

六代目三遊亭圓楽が眠る、群馬・前橋の釈迦尊寺 その記憶とご縁を未来へ繋ぐために

六代目三遊亭圓楽が眠る、群馬・前橋の釈迦尊寺 その記憶とご縁を未来へ繋ぐために

12月、またの名を「師走」。 その語源は、「お坊さんが走り回るほど忙しい」ことに由来するとも云われます。なかには今、実際に全国を飛び回っているお坊さんの方もいらっしゃるかもしれません。ある事情で全国を奔走中の、噺家さんゆ…

日本で一番カッコいいトイレ清掃員を目指して……「どんな仕事もやりようによって、楽しく出来るんです!」

日本で一番カッコいいトイレ清掃員を目指して……「どんな仕事もやりようによって、楽しく出来るんです!」

朝起きて最初にすることといえば……「用を足す」という方が多いと思います。いま、早起きして朝ごはんを召し上がっている方がいらしたら、本当にごめんなさい。これから「トイレ」のお話をいっぱいします。東京・奥多摩で「きれいなトイ…

家族の思い出の地・三宅島で青パパイヤ農家に「少しだけでも親孝行ができたんじゃないかな」

家族の思い出の地・三宅島で青パパイヤ農家に「少しだけでも親孝行ができたんじゃないかな」

先日、スーパーの野菜売り場で「おや?」と目を引くものを見つけました。まるでラグビーボールのようなあの野菜。 それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。 それは、「青パパイア」。熟したパパイアは黄色く柔らかくなり…

東京・江戸川区の駄菓子屋さんが“居場所”に「互いにラベリングすることなく、一人の人として関わって、受け入れていく場所なんです」

東京・江戸川区の駄菓子屋さんが“居場所”に「互いにラベリングすることなく、一人の人として関わって、受け入れていく場所なんです」

「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組本、「居場所は心(ここ)にある」の出版から、間もなく1年となります。この1年、様々なシーンで、ますます「居場所」という言葉を聞く機会が増えました。 東京・江戸川区にも、様々な事情を抱えた人た…

秩父に佇む古民家カフェ、自然食と植物の魅力を――「お皿の上にお花畑を描こう!」

秩父に佇む古民家カフェ、自然食と植物の魅力を――「お皿の上にお花畑を描こう!」

だんだん秋めいてきて、山登りもいい季節になりました。日帰りならば、秩父あたりもいいですね。秩父に行った際は素敵な古民家カフェにも寄ってみてはいかがでしょうか? それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。 秩父の…

ブッダの言葉が悩みに答えてくれるAIを開発「ちょっとだけ視点を変えるきっかけになってくれたら」

ブッダの言葉が悩みに答えてくれるAIを開発「ちょっとだけ視点を変えるきっかけになってくれたら」

月が変わり、季節が変わり、総理大臣も変わる10月のはじめ。心が落ち着かない時、信頼する人や尊敬する人、あるいは有名な人のちょっとした「言葉」が、心のよりどころになることがあります。 ブッダの言葉でアドバイスしてくれる「A…

幾度もの苦難を乗り越えたちいさな映画館「これからも素晴らしい映画が、私を待っているはずだから!」

幾度もの苦難を乗り越えたちいさな映画館「これからも素晴らしい映画が、私を待っているはずだから!」

福岡県北九州市、小倉駅から歩いて十分ほど小倉市民の台所と呼ばれる、旦過市場のなかに、座席が134席の、ちいさな映画館「小倉昭和館」のお話―― それぞれの朝はそれぞれの物語を連れてやってきます。 8月20日が創業記念日で、…

チェコの体操選手・チャスラフスカの物語を人形劇に「生涯をかけて貫いた信念と勇気、そして友情を感じてほしい」

チェコの体操選手・チャスラフスカの物語を人形劇に「生涯をかけて貫いた信念と勇気、そして友情を感じてほしい」

今から60年前、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで、3つの金メダルに輝き、その美しさとダイナミックな演技で日本中を魅了しました。あのチャスラフスカ選手が、60年の時を超えて、東京に帰ってきます。 それぞれの朝は…

亡き母との約束、恩師と地元に恩返し トップセールスマンが夢見たサンドイッチ屋さん

亡き母との約束、恩師と地元に恩返し トップセールスマンが夢見たサンドイッチ屋さん

それぞれの朝はそれぞれの物語を連れてやってきます。 会社を辞めてサンドイッチ屋さんを開いた方のお話です。 芝宮利明さんは、56歳。足立区に生まれ、小学生の頃は野球少年でした。野球ばかりして勉強が全くできず、それを心配した…

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