新青森駅「青天の霹靂 米日記」(1,100円)~「全部、青い」青森の旅!!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

701系電車 普通列車 奥羽本線・川部~北常盤間 青天の霹靂 米日記 幸福の寿し本舗

701系電車・普通列車、奥羽本線・川部~北常盤間

青い空に湧き立つ白い雲。
悠然とそびえ立つのは、青森・津軽地方のシンボル、津軽富士・岩木山です。
ふもとに広がるのは、田んぼとリンゴ畑がいっぱいの津軽平野。
その中を奥羽本線の701系電車が軽快に走り抜けていきます。
短編成が多いローカル線にあって、少し長めの5両編成は景色に映えますね。

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ランプの宿 青荷温泉

津軽平野の青空を眺めてやって来たのは、青森有数の温泉地・黒石温泉郷の一角をなす「ランプの宿 青荷温泉」です。
昭和4(1929)年の開湯、平成13(2001)年からは通年で営業している一軒宿。
鉄道では、新青森から奥羽本線に30分ほど乗って弘前へ行き、弘南鉄道で黒石へ。
黒石から弘南バスの路線バスで虹の湖まで行くと、宿のお迎えがあります。

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ランプの宿 青荷温泉

今回は、昼前の時間帯に立ち寄り入浴でお世話になりましたが、宿の中には“ランプの宿”にふさわしく「ランプ小屋」がありました。
泊まりの皆さんがチェックアウトされた後、早くも次の日のお客さまのためにランプの準備中。
昼前の立ち寄り入浴は、お風呂が比較的空いていて、お宿の皆さんが頑張っている様子も見られるので、温泉好きにとってはなかなかたまらない時間帯なんですよね。

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ランプの宿 青荷温泉

そんな青荷温泉の名物風呂が、総ヒバ造りの「健六の湯」です!
注がれている青荷1号源泉は47.3℃、成分総計370mg/kgの単純温泉。
濃厚でパワフルなお湯が多い青森の温泉の中にあって、体に優しい癒しのお風呂です。
ちなみに、コチラのお風呂は、先日リニューアルしたばかりなんだそう。
次回は泊まりで、ランプのぼんやりとした灯りと共に楽しみたいものです。

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青天の霹靂 米日記

青空を眺め、青荷温泉のお湯を楽しんだら、青森のお米をいただきたいもの。
今、青森イチ推しのお米といえば、新しいブランド米「青天の霹靂(へきれき)」!
青天の霹靂は、平成26年度から4年連続で日本穀物検定協会・食味ランキングで最高評価の「特A」を獲得している評判のお米です。
そんな「青天の霹靂」を前面に押し出した駅弁が、青森県・JR盛岡支社・新青森駅弁「幸福の寿し本舗」の共同開発で7月1日に生まれた「青天の霹靂 米日記」(1,100円)です。

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青天の霹靂 米日記

【お品書き】
・ご飯(青森県産・青天の霹靂)
・青森県産ホタテの照り焼き
・十和田のバラ焼き
・東北ピクルス(十和田市産ごぼう・長芋、地酒・鳩正宗使用)
・筋子
・やりいか姿煮
・秋鮭のほぐし・錦糸玉子
・青森県産ごぼうと鶏の生姜炒め
・煮物(レンコン、シイタケ、ニンジン、できるだし使用)
・あんずのしそ巻
・青森県産りんごのシロップ煮

青森が生んだ新しいブランド米を“青森オールスターズ”といってもいいおかずが支えます。
ホタテ、イカ、鮭、筋子などの魚介系のおかずを中心に、十和田のバラ焼きはもちろん、実は収穫量日本一を誇るごぼうを使った鶏肉の炒め物など肉系も充実。
さらに、青森の地酒を使ったピクルスや、近年開発された青森独自の出汁「できるだし」を使った煮物など、隠し味にも“青森”へのこだわりが感じられます。

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青天の霹靂 米日記

「幸福の寿し本舗」によると、これまで青天の霹靂の加工品はたくさん生まれていたものの、米そのものを使った商品が無かったのだそう。
そこで、多くの人の目に触れやすい「駅弁」に白羽の矢が立てられたといいます。
それというのも、「青天の霹靂」には冷めても粘り気とふっくら感が残りやすい特長があるため、「冷めても美味しい」を基本とする駅弁には、まさにもってこいのお米だというんですね。

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青天の霹靂 米日記

訊けば、今年(2018年)の3月から開発が始まり、およそ4か月で商品化にこぎつけたそう。
おかずに青森県内の多くの業者が入っていることを鑑みても、短期間での駅弁作りには、様々なご苦労があったことは想像に難くありません。
それでも、県を挙げて「青森の良さを伝えたい!」という関係者のアツい気持ちが、この1つの折を生み出した・・・そう思うだけで、お米1粒たりとも残すのが勿体なくなってくる筈です。

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701系電車・普通列車、奥羽本線・北常盤~川部間

新青森駅をはじめ、一部新幹線の車内販売でも販売があるという2018年の新作駅弁「青天の霹靂 米日記」。
青森の青い空と、青い田んぼを眺めて、青森の素晴らしい温泉文化を堪能しながら、青森の素晴らしい食材を味わって巡る青森の旅。
心の中がスッキリと晴れ渡る、まさに“全部、青い”青森の旅です。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/


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