大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

E751系電車・特急「つがる」、奥羽本線・白沢~陣場間

秋田・青森の県境、雪の矢立峠に挑む、特急「つがる」号。
奥羽本線(秋田~青森間)では、八郎潟付近の水田地帯、弘前付近の岩木山と並んで、白神山地の東端に生育する秋田杉の車窓が美しい区間です。
かつては寝台特急「あけぼの」や「日本海」などのブルートレインが行き交った区間ですが、現在はE751系電車の「つがる」が、この区間を走る唯一の定期優等列車です。

(参考)大館市ホームページ

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

日景温泉「ぬぐだまる湯っこ」(2020年撮影)

矢立峠にある秘湯として知られるのが、明治時代から続く「日景温泉」です。
昔ながらの雰囲気を残しながら、なかはリノベーションされ、和モダンな雰囲気の宿。
この風呂には湯の香たっぷり、白濁した源泉温度38.4℃、ph6.3、成分総計6955mg/kgの含硫黄(硫化水素型)-ナトリウム―塩化物泉(硫黄泉)がかけ流されています。
貸切風呂も多く、少人数で静かにゆったりと過ごすには、ピッタリの温泉宿です。

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

花善

源泉かけ流しの温泉を楽しんだら、駅弁も“厳選”された食材のものをいただきたいところ。
大館駅弁「花善」が今年(2021年)2月20日、新たに登場させたのが、その名も「花善の厳選鶏めし二段重」(2200円)です。
200円をプラスすると、「サラダ付き」を選ぶこともできます。
原則5個からの予約(前々日)販売ですが、3月7日までは1個から購入できます。

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

花善の厳選鶏めし二段重

スペシャル鶏めし弁当」と入れ代わる形で登場した「花善の厳選鶏めし二段重」。
風呂敷に包まれ、ズシリと重みもあって、高級感もいっぱいです。
コロナ禍で外食がしにくいなか、家族の祝い事にも重宝したという声も届いているそう。
なお、コチラの駅弁、午前10時から受け取り可能。
駅のホームにお願いする場合は、大館10:02発「つがる1号」からとなりますね。

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)

【おしながき】
<上段>
(花善オリジナル)
・サケの甘辛焼き
・花善コロッケ
・茄子の田楽味噌
(鶏づくし)
・比内地鶏の塩焼き
・鶏シュウマイ
・鶏皮のピリ辛和え
(弁当定番人気メニュー)
・煮物(がんもどき、椎茸)
・厚焼き玉子
・枝豆団子のあんかけ
・ネギ塩タケノコ

<下段>
・鶏めし(味付けご飯、鶏肉の甘辛煮、そぼろ玉子、栗甘露煮、飾り蒲鉾)
・鶏めしいなり(比内地鶏のそぼろ・紅生姜、そぼろ玉子・インゲン)
・レンコンのお新香
・手毬餅

<別盛り>
・サラダ

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)

風呂敷をほどいて、掛け紙とふたを外せば、上段の多彩なおかずが現れます。
比内地鶏の塩焼きをメインとした鶏づくし、オリジナルの茄子の田楽味噌やサケの甘辛焼き、さらに「鶏めし弁当」「比内地鶏の鶏めし」でおなじみのおかずが脇を固めます。
下段は自慢の鶏めしに、新作の「鶏めしいなり」が入って、バリエーション豊かになりました。
花善のオールスター勢ぞろいで「2200円」という価格は、十分にお値打ちです。

大館駅「花善の厳選鶏めし二段重(サラダ付き)」(2400円)~大館で過ごす、ちょっぴり贅沢な旅

キハ110系気動車・普通列車、花輪線・東大館~大館間

大館自慢の温泉を楽しみ、大館自慢の駅弁もグレードアップ。
時間があれば、大館から盛岡まで3時間ほどかけて、のんびり花輪線の旅を楽しむのも、これまた有意義な時間の使い方と言えましょう。
いい時期になったら、大館で自然の恵みを感じて、家族あるいは、数人の気心の知れた仲間たちで、ちょっぴり贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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