わたしたちはだれも死にたくない 【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第71回
わたしたちはだれも死にたくない。 自分が死にたくないように、人も死にたくない。 絶対殺さないという、仏教の教えこそ、この世で最高の教えです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
わたしたちはだれも死にたくない。 自分が死にたくないように、人も死にたくない。 絶対殺さないという、仏教の教えこそ、この世で最高の教えです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」は、今週末公開のハートフル・ム…
特急「スーパー北斗9号」から長万部駅で乗り込むのはキハ150の単行列車。 長万部13:16発の函館本線(山線)普通列車・倶知安(くっちゃん)行です。 「長万部発倶知安行」って、たぶん日本有数の難読駅発着の列車かも。 北海…
人間は本来孤独なものです。 そうとわかってはいても、やっぱり他人の愛を求めたがる。 孤独だからこそ、愛がほしいし、語りあう人がほしい。 肌であたためあう相手がほしいのでしょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生き…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」は、「ダ・ヴィンチ・コード」シ…
函館~札幌間で、毎日12往復運行されている特急「スーパー北斗・北斗」号。 この日は、キハ261系の新塗装車が充当された「スーパー北斗9号」に乗車しました。 「スーパー北斗9号」は函館を10:48に出ると五稜郭、新函館北斗…
心が活発になればなるほど、苦しみは深くなります。 歓びにも必ず苦しみがともないます。 この世は火宅であり、火元であるということすら知らずに苦しみの中にいるのが、われわれ衆生(しゅじょう)なのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤…
早くも今年「5回目」の北海道・函館です。 やっぱり新幹線が繋がると、気分的にサッと北海道へ行けますよね。 この日も東京8:20発の「はやぶさ5号」から新函館北斗12:34発の快速「はこだてライナー」に乗り継ぎます。 快速…
神護寺の薬師如来は、不気味なほど力強い筋肉質の肉体を感じさせる。 その盛り上がった肉体のデフォルメといい、峻厳で暗い冷たい表情といい、 およそ如来ということばのもたらす慈悲とか愛のあたたかさは感じられない。 人間の卑小さ…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」は、女性が主人公の新たな西部劇…
東北新幹線の開業に伴って青森県内の在来線(東北本線)を担っている「青い森鉄道」。 これまで車両の主役は、JRから譲渡された701系電車(青い森701系)でした。 その中で一昨年(2014年)には、輸送力増強を目的に新型車…
殺したいほどの憎しみは、愛の裏がえしです。 愛しもしない、憎しみもない。 それがいちばん冷淡なことで無関心なこと。 無関心より、憎しみをそそげる相手のほうが、 縁があるといえるでしょうか。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ …
東京から東北新幹線「はやぶさ」でおよそ2時間45分、東北を代表する港町の1つ、青森県の八戸に到着します。 新幹線が停まる今の八戸駅は、元々「尻内駅」と呼ばれた郊外にある駅。 街の中心部は、JR八戸線に乗り換えて2駅の「本…
若い人とつきあうことが若さを保つことといわれますが、それは全く常識的なことです。 むしろ、すぐれた老人とつきあうことのほうが、発奮させられ、元気づけられ、若くなって、老いこまない秘訣ではないでしょうか。 瀬戸内寂聴 撮影…
旅がひたすらわたしを招き、旅情がひとしお身にしみるのは、旅で出会うすべての風景や人とは、やがておとずれる別れを前提として接するためなのでしょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」でお届けするのは、ジャパンプレ…
番組スタッフが取材した「聴いて思わずグッとくるGOODな話」を毎週お届けしている【10時のグッとストーリー】 今日は、半導体関連会社の工場長から転職、介護タクシー事業を始め、奥さんと二人三脚で地域の福祉に貢献している男性…
人間は不完全なものです。医者も新発明の薬も全能ではありません。医者に見放された患者が、信心して健康になった例もあります。 しかしそれを信心したから霊験(れいげん)で救われたと短絡して考えるのはどうでしょう。 医者に見放さ…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」では、就活のリアルを描いた話題…
10月14日は「鉄道の日」。 明治5(1872)年10月14日、新橋~横浜間に日本初の鉄道が開通してから今年で144年となりました。 蒸気機関車が引く汽車に始まり、今では電車・気動車が主流に・・・。 でも、明治に敷かれ始…
人間は、人も自分をも裏切ってしまうものです。 だからこそ儚い愛の中につかの間、いっそういじらしく、 自分を解き放そうとするのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」では、日本映画界が誇る女性映画…
倦怠期ということばが、昔は流行しました。結婚にかぎらず、仕事の上にも、その他のどんな生き方の上にも、倦怠期はくり返し訪れるものでしょう。 その人が感じやすく、生活に意欲的で、夢を持てば持つほど、その訪れる度は頻繁で、濃度…
この三連休で今シーズンの運行を終えたJR釜石線の「SL銀河」。 「SL銀河」は「C58形」蒸気機関車239号機が5両の客車を率いて、平成26(2014)年から運行されています。 列車のテーマは、今年で生誕120年を迎えた…
この世に無駄ないのちはひとつもないのです。 あなたが元気にそこに居てくださるだけで、世の中は明るくなるのです。 がんばって。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回の「しゃベルシネマ」では、大人気のアクション・エン…
宇都宮駅で発車を待つのは「烏山(からすやま)行」の列車。 列車は宇都宮から2駅の宝積寺(ほうしゃくじ)から烏山線(からすやま・せん)に直通します。 パンタグラフを上げていますので、この列車は『電車』です。 しかし、これか…
恋愛が下手、恋人ができないという人は、相手の気持ちを察する想像力に欠けている人です。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
人は夜眠る時、愛する人の上を思います。目ざめた瞬間やはりその人のことをまず思います。それが恋というものでしょう。愛でも恋でもいい。自分以外に心にかかる人がいるということ、それが生きる喜びです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユー…
旅は恋と似ています。 旅を好む人は、すべて詩人といっていいかもしれません。 旅はまた、死にも通じています。 還らぬ旅に出る、ということばを考えだしたのは、どこの詩人なのでしょう。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生…