意外とある「銀行」の分類
銀行には、国の金融の役割の中心を果たしている『中央銀行』があります。日本の中央銀行は『日本銀行』です。略して『日銀』と呼ばれることが多いですが、日本でお札(紙幣)を発行できるのは日銀だけです。そのため、お札には『日本銀行…
銀行には、国の金融の役割の中心を果たしている『中央銀行』があります。日本の中央銀行は『日本銀行』です。略して『日銀』と呼ばれることが多いですが、日本でお札(紙幣)を発行できるのは日銀だけです。そのため、お札には『日本銀行…
銀行の役割ですが、よく『人の体』に例えられます。社会全体を『体』とすると、お金は『血液』のように常に流れています。お金の流れが止まってしまうと、経済の活動(社会)がストップしてしまいます。銀行は『心臓』の役割をして、お金…
『金行』案もあった? 『銀行』の歴史 『金行』ではなく『銀行』になったワケ 『銀行』の名前の由来ですが、明治時代の日本で国立銀行の条例を作る際、アメリカの『国立銀行法』という法律を参考にしました。 『国立銀行法』は英語で…
7月1日は『銀行の日』です。これは日本金融通信社という、金融機関向けに専門紙などを発行している会社が定めたものです。 7月1日が『銀行の日』になった理由ですが、1893年(明治26年)7月1日、『銀行条例』という“普通銀…
『しぐれ煮』と『佃煮』の意外な関係 しぐれ煮は佃煮の一種 ポイントは『ショウガ』 『しぐれ煮』とは“ハマグリなどのむき身にショウガの薄切りなどを加えて、砂糖や醤油で煮た佃煮”のことです。つまり『しぐれ煮』も佃煮の仲間とい…
戦国時代、徳川家康を助けたとされる大阪・佃村、現在の西淀川区佃の庄屋・森孫右衛門さんと漁師たちですが、江戸に幕府が開かれると、家康の招きで江戸に移り住みました。 このとき、自分たちが暮らす場所として譲り受けた土地が『佃島…
戦国武将、織田信長が明智光秀の謀反によって生涯を閉じた『本能寺の変』によって、信長の盟友・徳川家康はそのときにいた大阪・堺から、必死の思いで三河・岡崎城へと戻りました。このとき家康を助けてくれたのが、大阪・佃村、現在の西…
佃煮の名前は、現在の東京都中央区にあった地名『佃島』が由来とされていますが、佃煮そのものの原型は大阪だと言われています。 1582年、戦国武将・織田信長が明智光秀の謀反によって生涯を閉じた『本能寺の変』が起こりました。『…
佃煮とは、“魚介類や海藻などを、醤油や砂糖、ミリンなどで甘辛く煮詰めたもの”です。 佃煮の種類は、使われる材料によって分けられます。例えば『水産佃煮』。昆布やワカサギ、イワシ、アサリ、エビといった魚介類で作られた佃煮です…
『祝日』と『祭日』の違い 祭日とは 『祭日』はよく“日曜・祭日はお休みします”といったように使われています。 『祭日』を辞書で調べますと、『皇室で儀式や祭典が行われる日』とあります。 今は『祭日』はない!? 以前はこの『…
祝日のなかには『ハッピーマンデー』のように、その年によって日付が移動する祝日があります。それは3月の『春分の日』と、9月の『秋分の日』です。それぞれ春のお彼岸、秋のお彼岸のお中日でもあります。 『春分の日』も『秋分の日』…
来年2020年(令和2年)、この年だけ祝日が大きく変わります。具体的には、本来ですと“7月の第3月曜日”と定められている『海の日』が、来年2020年は7月23日・木曜日になります。 同じく本来は“10月の第2月曜日”と定…
今年(2019年)のゴールデンウイークは史上初の最大10連休でしたが、今年はさらに“最大9連休”があります。8月のお盆休みで、8月10日~18日までです。 どうして“最大で9連休”になるのかと言いますと、8月11日の『山…
祝日とは “日本の祝日”はすべて『国民の祝日に関する法律』、一般的な呼び方では『祝日法』という法律によって決められています。 『祝日法』では『自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より…
直径1.8cm、長さ23cm、重さ200gの小型ロケット、その名も『ペンシルロケット』の開発に成功した糸川英夫さんは、1955年(昭和30年)に発射実験を行いました。 当時、日本にはまだ“レーダーによるロケット追跡技術”…
工学者で、小惑星『イトカワ』の名前の由来にもなった糸川英夫さんですが、飛行機の開発に情熱を燃やして、民間の飛行機製造会社に入社しました。そこで飛行機の設計をしていましたが、戦争が始まると戦闘機の開発を命じられました。とこ…
『イトカワ』の由来になった糸川英夫さん 2003年に打ち上げられた『はやぶさ』 太陽系の小惑星『25143』に『イトカワ』と命名 2003年(平成15年)5月、日本の小惑星探査機『はやぶさ』が打ち上げられました。 『はや…
明治時代に『脚気』という病気が大流行しましたが、原因がなかなか解明されませんでした。特に海軍では『脚気』で亡くなる軍人の方がとても多かったそうです。当時、高木兼寛さんは海軍医師をされていて、『脚気』の原因を探るための調査…
“ビタミンの父” 高木兼寛さんは医学博士で、東京慈恵会医科大学の創設者でもあります。 高木兼寛さんは幕末の1849年、現在の宮崎県宮崎市に武士の子として生まれましたが、のちに医学の道へと進みます。時代が『江戸』から『明治…
わさびが辛いワケ 辛み成分の性質 わさびをすり下ろすと細胞が壊されて、そこに酵素の働きが結びつくことで、辛味成分が生まれます。 この辛味成分は揮発性であり、水分がすぐに蒸発する性質ですので、わさびを口に入れたとき、ツーン…
『本わさび』は『根茎』をすり下ろして薬味に使いますが、根や茎、葉、花まで食べることができるため、“捨てるところがない”と言われています。 わさびには様々な優れた働きがあります。例えば、有害な細菌が増えるのを防ぐ『抗菌』や…
日本三大わさび 日本には“三大わさび”と呼ばれる産地があります。 長野県安曇野市の『安曇野わさび』、静岡県静岡市の『有東木わさび』、島根県益田市の『匹見わさび』の3つです。 安曇野わさび 東京ドーム10個分以上の広さ『大…
西洋わさびとは 英語では『ホースラディッシュ』 ヨーロッパ原産 『西洋わさび』とは、ヨーロッパ原産の植物で『ワサビダイコン』、『山わさび』とも呼ばれています。 英語では『ホースラディッシュ』、フランス語では『レフォール』…
わさびとは わさびは日本固有の植物です。 わさびの葉は『葵(あおい)』という植物の葉に似ているため、漢字では“山”に“葵”と書いて『山葵(わさび)』と読みます。 飛鳥時代は『薬草』 わさびの歴史はとても古くて、6世紀~7…
そもそも『省エネルック』とは 省エネのために提唱された夏用の紳士服 ジャケットを半袖にしたスーツ 『クールビズ』の先駆けとも言える取り組みが以前にもありました。それは『省エネルック』です。 1979年(昭和54年)、第二…
2005年(平成17年)から始まった『クールビズ』ですが、環境省では『クールビズに取り組む際に我慢のし過ぎは禁物です』とお知らせしています。無理をしてしまうと熱中症などで体調を崩す恐れがあります。 そのため環境省でも『暑…
『クールビズ』とは、地球の温暖化を止めることを目的に、夏の職場のエアコン温度設定を28℃程度にして、それでも効率的に働けるように“ノーネクタイ、ノージャケット”のスタイルで活動することです。2005年(平成17年)から政…
平安時代、中国から『衣替え』という風習が伝わって来ました。当時は旧暦4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていましたが、その後、時代によって『衣替え』の時期や回数が変わるようになりました。 例えば室町時代後半、『衣替…
衣替えとは 制服を6月1日から夏服、10月1日から冬服に改める 『衣替え』を辞書で調べると、『季節に応じて着るモノを替えること』とあります。 現在では、学校や企業などの制服を6月1日から夏服、10月1日から冬服に改めるの…
あの言葉の語源は何? 『イライラ』 『イラ』は刺が出ている様子のこと 『イライラ』とは、“自分の思い通りにならなくて気持ちが落ち着かない様子のこと”です。 『イライラ』の『いら』は草や木の刺のことで、元々『いら』という言…