若さの秘訣【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第159回
どこへ行っても「なぜそんなにお若いの」と質問される。 これには秘訣があるのです。 それは心にわだかまりを持たない、つまりくよくよしないこと。 昔のこと、済んだこと、いやなことは忘れて、かわりに いいことはいつまでも覚えて…
どこへ行っても「なぜそんなにお若いの」と質問される。 これには秘訣があるのです。 それは心にわだかまりを持たない、つまりくよくよしないこと。 昔のこと、済んだこと、いやなことは忘れて、かわりに いいことはいつまでも覚えて…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、1月21日から全国ロードショーとなる『沈黙-サ…
内房線の普通列車を和田浦駅で下り、20分ほど歩いて花園地区の花畑にやって来ました。 早くも南房総は、菜の花の季節! いっぱい黄色い菜の花と青い海の間を、黄色と青の209系電車が走り抜けていきます。 この区間を走る列車は、…
「いのち」とは人のはからいの外のもの。 人間は自分の智慧にうぬぼれ、神仏の領域までふみこみ、もののいのちを左右しはじめたときから、不幸がはじまったように思うのです。 瀬戸内寂聴 撮影:斉藤ユーリ 出典:『生きる言葉 あな…
きょうは、簡単な「なぞなぞ」から・・・。 日本一「低い」駅は、ドコでしょうか? 答えは、千葉県の「安房鴨川(あわ・かもがわ)」駅。 なぜなら、発車する列車が、全て「上り」だから・・・。 安房鴨川は、JR内房線・外房線の終…
情熱のきれっぱしではろくなものはできません。 ぼろぼろのお寺を五年で再興するとか、半分しか学生のいない女子大を四年で満杯にするとか、みんな奇跡的だといいますが、ほんとうに死に物狂いになったらできます。 そのかわり一生懸命…
お釈迦さまは生まれて一週間くらいで、生母のマーヤ夫人(ぶにん)を失われました。 生まれてすぐ生母に死に別れた体験は、生まれた者は必ず死ぬということ、 逢った者は必ず別れるということ、愛する者との別れはどんなにつらいかとい…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、1月21日から公開となる『新宿スワンⅡ』を掘り…
番組スタッフが取材した「聴いて思わずグッとくるGOODな話」を毎週お届けしている【10時のグッとストーリー】 今日は、離婚後、子供を抱えながら会社を興し成功。現在5つの団体の代表を務め、シングルマザーを支援する活動を行っ…
わたしはただの一度も、一瞬も出家したことを後悔したことはないのです。 これはとうてい自分の力ではありません。どんなに好きあい一緒になった夫婦でも、十年もすれば別れたいと一度や二度は思うもので、倦怠期はさけようがないはずで…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、1月14日から公開となる『天使にショパンの歌声…
東京・山手線のターミナル駅を起点に、郊外に向かって伸びる私鉄各線。 新宿を起点に、甲州街道に沿って、多摩地区へ線路を伸ばしたのが京王電鉄です。 特に昭和38(1963)年には、新宿駅の地下化に合わせて、新宿~東八王子(現…
エイズとは驕りきった人類、退廃しきった地球への神の警鐘であり、怒りのしるしであったかもしれません。 弱者への愛と、聖なるものへの謙虚さを試される、踏み絵であるのかもしれません。 もしかしたら、人間が人間として蘇生する最後…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、1月13日から公開となる『ネオン・デーモン』を…
いすみ鉄道・大原発上総中野行の「急行」列車は、国吉で9分、大多喜で8分停車。 大多喜からは各駅停車に化けて、1時間あまりをかけて終点の上総中野に到着します。 私が乗った「急行1号」は28分停車し、普通列車大多喜行として折…
あなたが平凡な家庭を守り、平凡な人生を送りたいと思っているならば、別れ道に立ったときに平穏な道を選ぶべきです。 そのほうが穏やかに暮らせますし、つらい思いもしないですむでしょう。 けれどももし、人よりもすばらしい世界を見…
千葉県を走るいすみ鉄道の看板車両、国鉄形気動車のキハ52とキハ28。 現在は、週末を中心に「急行」として運用されています。 「急行」は、国鉄のように、乗車券のほか、急行券(300円)が必要。 気軽に乗車できる自由席のある…
叱るということは愛情があるからです。 愛情がなければ叱る情熱も湧いてきません。 本気で叱るには、情熱とエネルギーがいります。 自分に向かって、本気でぶつかってくる親に対して、子供も真剣にならざるを得ないでしょう。 わたし…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、1月6日に公開したばかりの『ダーティ・グランパ…
千葉のJR外房線・大原駅から大多喜を経て、上総中野を結ぶ「いすみ鉄道」。 元々は木更津と大原を結ぶ予定だった国鉄木原線で、JR初期の昭和63(1988)年に、第3セクターのローカル線として再出発しました。 近年は本格的な…
わたしはまだ至らないので、侮辱されると腹が立ち湯気がたつほど怒りますが、その後、持仏堂にかけこみひたすら祈ります。心が猛り狂っているのでまともな祈りのことばも出てきません。それでお経をあげます。 帰依する天台宗の経典が法…
週末の朝、新宿駅で発車を待つのは、総武線~外房線直通の特急「新宿わかしお」号。 房総半島へ向かう“房総特急”は、東京駅の京葉線ホーム発着になって早いもので25年あまり。 今も週末の早朝には、新宿発の特急列車が設定されてい…
人間は自分の弱さを知っているからこそ、さまざまな習慣の中から、無数の掟や、罰をつくり出すのでしょう。 しかしいつの時代でも、掟からはみだし、その罰を骨身のたわむほど受けても尚、反逆の道を歩かねばならない人間がいます。その…
「あなた、恋をしているのね」 と聞かれたとき、 「もうすんだのよ」 と答えた人がありました。 しているというより終わったという答えのほうが、 はるかになまめかしく、 おいしい葡萄酒のような短編小説を読んだかのような後味が…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、1月14日から公開となる『本能寺ホテル』を掘り…
番組スタッフが取材した「聴いて思わずグッとくるGOODな話」を毎週お届けしている【10時のグッとストーリー】 今日は、ご主人が遺した船宿を受け継ぎ、男社会の中、名物おかみとして活躍する女性のグッとストーリーです。 東京湾…
仏は、人間が迷うものということをよく御承知です。 煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)ということばがあります。 迷って迷って、五欲煩悩迷妄(ごよくぼんのうめいもう)の果てに浄土を見ることができるという意味です。 たくさん迷っ…
さぁ、開演のベルが鳴りました。 支配人の八雲ふみねです。 シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。 今回は、『僕らのごはんは明日で待ってる』を掘り起こしま…
岩手県内の東北本線も、ローカル列車の主役は701系電車。 基本はパープル帯の車両ですが、時々、「金帯」の701系電車に出逢えることがあります。 これは、平泉の世界文化遺産登録5周年を記念した「黄金の國、いわて。」という観…
わたしを残して他界していった人たちの魂。 わたしの人生で重要な役を果たしてくれ、逢うべくして逢った人たち。 わたしはこの頃、いつでも自分の身のほとりに、彼らの気配を感じとります。 ふっと気がつくと私は彼らに話しかけ、彼ら…