出水駅「かしわめし」(1,000円)~のぞみ最速4時間46分の旅【ライター望月の駅弁膝栗毛】
東京~九州の移動で「新幹線」を選ぶ人の割合は、ここ20年だいたい7~8%。 新幹線と飛行機の比較ではしばしば「4時間の壁」という言葉が一人歩きしますが、私が思うに『壁は自分の心が決める』…過ごし方の工夫で、如何様にも変化…
東京~九州の移動で「新幹線」を選ぶ人の割合は、ここ20年だいたい7~8%。 新幹線と飛行機の比較ではしばしば「4時間の壁」という言葉が一人歩きしますが、私が思うに『壁は自分の心が決める』…過ごし方の工夫で、如何様にも変化…
長崎の二大都市といえば、長崎と佐世保。 およそ1時間40分でこの両市を結んでいるのが、大村線の快速「シーサイドライナー」です。 ブルーの車体が印象的な2ドアのキハ66系気動車は、車内には進行方向に向かって座れる転換クロス…
夕暮れの佐世保駅に入ってきた4両編成の列車は、博多からの特急「みどり」。 博多を出ると二日市・鳥栖・佐賀・肥前山口・武雄温泉・有田・早岐(はいき)に停まり、佐世保までは2時間弱の旅となります。 武雄・嬉野の温泉郷や、有田…
熊本駅に入ってきた九州新幹線N700系は、新大阪からの「さくら」号。 博多からは、基本的に新鳥栖・久留米の2駅停車、38分で着いてしまいます。 熊本では、この新幹線を受けて、肥薩線方面へ「かわせみやませみ」、「いさぶろう…
特急「かわせみやませみ」や「いさぶろう・しんぺい」、さらには「SL人吉」といったJR九州らしい「D&S(デザイン&ストーリー)列車」が目白押しの肥薩線。 ただ、本数は限られていますので、旅の日程とタイミン…
今年3月から熊本~人吉間で1日3往復運行されている特急「かわせみやませみ」。 JR九州が誇る「D&S(デザイン&ストーリー)列車」の第11弾です。 人吉寄りの1号車が青い「かわせみ」車両、熊本寄りの2号車…
国鉄時代から特急列車の愛称には、「鳥の名前」がよく使われてきました。 その代表格「つばめ」は、今も九州新幹線で健在ですし、他の新幹線にも「はやぶさ」「はくたか」「とき」など、鳥の名前がいっぱいです。 ただ、2種類の鳥の名…
肥薩線最大の中間駅・人吉駅。 熊本~人吉間には、春~秋の週末を中心に大正生まれの8620形蒸気機関車(ハチロク)が、3両の50系客車率いる全車指定席の「SL人吉」も運行されていて人気を集めています。 ハチロクの汽笛って、…
鹿児島県湧水町の吉松駅は、肥薩線(ひさつせん)と、吉都線(きっとせん)の接続駅。 特急「はやとの風2号」が11:11に到着した後、間もなく向かいのホームにやって来るのは、熊本からの「いさぶろう1号」です。 コチラも「はや…
キハ47形気動車を改造して生まれた肥薩線のD&S列車、特急「はやとの風」。 鹿児島中央9:26発の「はやとの風2号」の場合、嘉例川で10:22~30の8分、霧島温泉で10:36~41の5分、大隅横川で10:48~…
鹿児島中央~吉松間を走るJR九州のD&S列車・特急「はやとの風」。 錦江湾沿いを走って肥薩線に入ると、嘉例川、霧島温泉、大隅横川などに停まって、終点・吉松までは1時間半あまりの旅となります。 「はやとの風」という…
週末朝9時過ぎの鹿児島中央駅、真っ黒な車両の周りは、ひと際多くの人で賑わっていました。 列車の名前は、特急「はやとの風」。 平成16(2004)年、九州新幹線の先行開業と共に、鹿児島中央と吉松の間で運行を開始しました。 …
鹿児島中央駅に、博多からの800系「さくら」号が入ってきました。 九州新幹線は、平成16(2004)年に新八代~鹿児島中央間で800系「つばめ」を使って先行開業し、平成23(2011)年に博多~新八代間が繋がって全線開業…
日豊本線の南宮崎~鹿児島間が電化したのは、昭和50年代半ばのこと。 当時の子供向けの鉄道本には24時間以上の運行時間と日本最長距離列車を誇っていた東京発・日豊本線まわり西鹿児島行の寝台特急「富士」の記事がよく載っていまし…
JRグループ初の特急形車両として華々しくデビューしたのがJR九州の783系電車。 昭和63(1988)年、「ハイパーサルーン」の愛称と共に博多~西鹿児島間の特急「有明」を中心に活躍し、JR九州の“スタートダッシュ”に大き…
西都城駅に入って来た787系電車4両編成の特急「きりしま」。 鹿児島寄りの1号車がグリーン車と普通車指定席の半々となっているほかは全部自由席。 特に鹿児島中央~国分間は、自由席特急料金が300円に抑えられていることもあっ…
鹿児島から特急「きりしま」でおよそ1時間20分、宮崎県都城市の西都城駅にやって来ました。 「きりしま」は、およそ2時間に1本の間隔で、10往復あまりが運行される日豊本線の特急列車。 主力となる4両の787系電車は、元々、…
山陽・九州新幹線の直通列車を中心に活躍する8両編成のN700系。 九州新幹線は、以前もご紹介したように「みずほ」「さくら」「つばめ」の3種類があります。 「さくら」は、東海道・山陽新幹線「ひかり」、北陸新幹線「はくたか」…
福岡エリアを中心に活躍するJR九州の813系電車。 JR九州のコーポレートカラー「赤」が目立つ車体です。 平成6(1994)年デビューですので、初期の車両は既に20年以上。 最初に通学で利用した世代も、今ではすっかり社会…
“日本最強”の国鉄形電車を決めるとしたら、“三電気方式”の415系電車かもしれません。 直流、交流、50ヘルツ、60ヘルツ、日本の電化区間なら、原則どこでも走れる電車だからです。 その415系電車が最も活躍しているのが、…
広島周辺には新型の227系電車が入ってきましたが、岩国以西ではまだまだ活躍する国鉄形。 中でも、この地域らしい車両といえば、115系電車の3000番台です。 全国各地で見られた115系電車ですが、その多くは3ドアでボック…
「駅弁膝栗毛」、1カ月ぶりの瀬戸内です。 久しぶりに山陽本線・広島駅を訪れると、車両の世代交代が一気に進んでいてビックリ! 山陽本線をはじめ普通列車の多くが、平成27(2015)年デビューの227系電車になっていました。…
E7系「はくたか」が、北陸新幹線・上越妙高駅に減速しながら入ってきました。 上越妙高駅は、長野~富山間では唯一、列車の“追い抜き”が出来る駅。 このため、朝夕の「はくたか」の中には、ココで「かがやき」の通過待ちをする列車…
今年(2017年)6月23日で、大宮~盛岡間が開業35周年を迎える「東北新幹線」。 東日本エリアの新幹線は、5年ごとに開業の節目を迎えます。 今年は既に3月に秋田新幹線が20周年を迎え、6月の東北新幹線に続いて、7月に山…
八戸線・八戸~久慈間を走るレストラン列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」。 「ランチコース」「デザートブッフェ」を両方堪能して、八戸へ再び戻ってくる人も多いと思います。 八戸着は16時過ぎですので、東…
北海道新幹線・新函館北斗駅に、東京からのE5系「はやぶさ13号」が入ってきました。 「はやぶさ13号」は、東京を10:20に発って、上野・大宮・仙台・盛岡・八戸・新青森・奥津軽いまべつ・木古内に停まり、終点・新函館北斗に…
今年(2017年)春のダイヤ改正は、全国的には小幅なモノでしたが、その中にあって、大きな話題となったのが、北海道の特急列車の再編です。 札幌と網走を結ぶ「オホーツク」と、札幌~稚内間の「スーパー宗谷・サロベツ」にメスが入…
函館~札幌間を結ぶ特急「北斗・スーパー北斗」。 JR以降の新型気動車が充当される列車には、「スーパー北斗」の愛称。 国鉄からのキハ183系気動車が使われる列車には、「北斗」の愛称が付いています。 北海道でも、製造から30…
北海道駒ヶ岳をバックに小沼の畔を駆け抜けていくのは、札幌からの特急「スーパー北斗6号」。 H5系新幹線同様、パープルのラインが入ったキハ261系の新塗装車を先頭にやって来ました。 列車は札幌を8:39に発ち、新札幌、南千…
函館駅で発車を待つのは、キハ281系の特急「スーパー北斗」札幌行。 昔、函館が「北海道の玄関」の役割を果たしていた時代から、函館駅の長く弧を描いたホームでは、青函連絡船と接続し、道内へ向かう列車が発車を待つ光景が見られま…